◆ 1月 30日(水)
先日、お客さんから悲痛な声で電話がありました。シーズーMIXのファーちゃんが、溶血性貧血でかなり危険な状態に陥ってて命の危険がある…とのことでした。助けるにはもう輸血しかないと言われたそうです。ただ輸血をしたからと言って、必ずしも回復するとは限らないそうで、どうするかの判断は飼い主さんにゆだねられたそうです。その病院には輸血犬もいなくて血液のストックもないので、飼い主さんの知り合いに声をかけて、すぐ輸血してもらえる犬を探して欲しいということでした。いろいろ声がけしたけどみんなに断られたらしく、どなたか協力してくれる人はいないか?という私への相談でした。今日、明日がヤマって言うのに待ってても時間がありません。我が家の愛犬レンをすぐさま病院へ連れて行き、先ずは血液検査をしてもらいました。レンの身体の状態が正常であるかと、ファーちゃんに適合するかどうかの検査でした。無事にクリア出来たので、翌日に再度病院へ連れて行き200ccの血液を取ってもらいました。その夜から翌朝までゆっくりゆっくりファーちゃんに輸血したそうです。翌日、翌々日と赤血球の数値も上がり始め、よほど急変しない限りは生死の危機を逃れたのではないか?と言うことです。とにかく少しでも赤血球の数が増えて安定してくれたらいいんですがね。しんどいやろうけど、ファーちゃん頑張れ〜〜。今回はレンもお疲れ様でした。