◆ 5月 21日(金)
連日報道されている宮崎県の家畜伝染病・口蹄疫被害はかなり深刻で、畜産業に多大な影響を及ぼしています。昨日までに処分された牛や豚は既に12万5000頭を超えているらしいが、予防ワクチン接種後に処分される家畜を含めると、まだまだとんでもない数字になる見込みです。たとえ口蹄疫に感染していない牛や豚でも対象地域内や同畜舎にいるだけで全頭殺処分されるそうだ。これまで必死に自分の牛や豚を守ってきた生産者にとってはいたたまれない問題だし、正に死活問題そのものですよね。今、国が最優先すべきことは感染拡大に歯止めをかけ一日も早く終息させることですが、政府には補償問題を含め、早急に無駄なく納得できる対応をお願いしたいものです。私は宮崎県人の両親から生まれましたのでこの問題は特に気になりますし、両親も毎日食い入るようにこのニュースに耳を傾けています。宮崎県の皆さん、特に畜産に携わっている皆さん‥どうか、どうか頑張って下さいね。画像は全国の畜産関係者に知られる宮崎県が誇る伝説の種牛「安平(やすひら)」です。残念ながらこの安平までもが殺処分対象となってしまいました。